―タイミングベルト交換
国産だったらほぼほぼ全部やってるんじゃないでしょうか、全車種ということです。タイミングベルトの在庫は取り寄せです。車種ごとに同じものではないので、届いてからやるケースが多いですね。作業時間はすごく簡単なものでも、2時間、3時間くらい。難しいものだと丸一日にかかるのもあります。これは素人さんにはできないことですね。やってる人もいますけどね。ネット見て、それでできなくて、うちに持ってきたっていうのもあります。
―ファンベルト交換
ベルト鳴きというのは、まあベルトが痛んでたり、ベルト緩みだったりです。劣化して鳴いちゃう場合が多いので、交換なんかも結構多いですかね。ファンベルトは、メインエンジングルームを開けて見えるものですね。逆にタイミングベルトというのはカバーに覆われちゃってますので見えないので簡単にいじられないものです。ファンベルトなんかは見えます。
ベルト自体を見ても痛んでるかどうかっていうのも分かりづらいのですが、よっぽど痛んでる物はヒビ割れしますけども、ほぼ距離で判断するものがほとんどです。ファンベルトはヒビが入るのでわかりやすいですね。ヒビがなくてもベルトが鳴く場合もあるので、そういうのはいろいろやり方というか、ベルトが痛んでたりするとそういう場合もありますし。あとはヒビ割れですかね。大体交換すれば直るものです。
―ヘッドライト研磨クリーニング
特殊な研磨剤というか、特殊なクリーニング剤を使用して、ヘッドライトを磨いてあげて、その上からコーティング剤みたいなものをやると、透明感が出ます。
どんな車種でもほぼほぼ大丈夫です。ただ一部表面が劣化しているものは綺麗にならない場合もあります。国産車、外車問わず大体大丈夫です。作業時間は10分から20分くらい。すごく本格的なものではないので、完璧を求める人には向いてないかもしれないです。でも相当綺麗にはなります。
―エンジンルームクリーニング
エンジンルームを高圧のスチームっていうので洗浄をしていきます。ゴムなんかの劣化みたいなのもあるんですけど、そのあたりをがーっと吹きかけます。コーティングじゃないですけどそれに近いような効果があるものをスプレーしてあげて、ツヤが出るような感じです。
車検のお客さんにはサービスでやっています。大変喜ばれています。
―ブレーキパッド交換・ブレーキオイル交換
パッドは取り寄せになります。作業時間の目安は4本やると1時間くらいですね。交換とかの目安は大体4~5万キロじゃないですかね。
結構やる前にブレーキ、オイル交換なんかはディーラーさんでもやらないところは結構ありますね。ブレーキオイルを変えないとやっぱりブレーキ自体の中のパッキンだとかがすごく痛んじゃうので、やっぱりやってないと後でお金がいっぱいかかっちゃうということはありますよね。
―エアコンガス充填
エアコンが壊れてるもの修理はもちろんなんですけども、ガスを充電する機械があります。車って車種ごとにガスの規定量って決まってるんですね。それをきっちり入れてあげることによって、エアコンの効きがよくなったりとか、そういうことはあります。元々新車でも結構少なかったりするものも多いので、それをきっちり規定量を入れてあげて、内部の配管なんかもきれいにできます。
それでより実際に温度が下がるっていうことはあります。需要は夏場なんか多いですかね。車種によってはそうですね、吹き出し口の温度が2~3度下がったりします。外車も含め、感覚でガスを入れるんじゃなくて、機械でちゃんと測ってきて規定量を入れてあげる感じですね。まあ実際本当にガスの多過ぎとか少なすぎとかも、ガソリンスタンドさんでは結構あるんです。
―オートマオイル(ATF)交換
機械がないと難しいので、素人さんがあんまり安易にはやらない方がいいでしょうね。オイルが綺麗になって壊れるっていうことはないんですよ。それにオイル交換をすることによって伴う原因、そういうところがあるじゃないかと思います。定期的に走行距離3~4万キロに一回くらいやったほうがいいんじゃないですか。
―町のお医者さんのような
整備士はよくお医者さんに例えられますよね。命を預けるわけですから、そうゆう面ではよく似ている仕事だと思います。信用してもらわないとやっぱりブレーキなんかは扱えないですよね。信頼ないと頼めないですからね。安いものじゃないし、車って、オイルなんかも漏れるわ、詰まるわ、血液と一緒ですし。そういう「ホームドクター」という感じなんですね。